生きる私が表すことは。ー鹿児島ゆかりの現代作家展(広報協力)

写真左上から:大人倫菜(美術作家)、木浦奈津子(画家)、 佐々木文美(快快/舞台美術家)、 さめしまことえ(美術作家)、田原迫華(彫刻家)、平川渚(美術作家)

 

2021 年 10 月 16 日〜24 日の間、鹿児島市の⻑島美術館で行われる地元ゆか りの作家 6 名による展覧会「生きる私が表すことは。〜鹿児島ゆかりの現代作家展」。30 代〜40 代の鹿児島出身または在住の作家 6 名を招聘し、絵画や立体作品、インスタレーションなど多様な表現を一堂に展示。さらには期間中、オープ ニングイベントやワークショップ、公開制作を通して企画者や専門家、作家との交流の機会を創出し、現代美術 に触れる機会も提供します。


世界はコロナを機に、これまでの生活様式や思考を変えざるをえませんでした。それに伴い、既存の社会的 枠組みや価値観も大きく揺らいでいます。少し先の未来をも想像しづらい今、「生きる」という言葉はほのかな希望を胸に、意思を持って選択し続ける態度を含んでいるのかもしれません。 本展は鹿児島出身、在住の作家による絵画や立体作品、インスタレーションなどで構成される現代美術展 です。参加作家たちは、唯一無二の表現を模索し、自ら表現する場を切り拓きながら、個々の経験や時代性 を写した作品を真摯に制作し続けてきました。生きることがそのまま表現することでもある彼女たちが、私 たちを取り巻く複雑な時代を鮮やかに切り取り、作品を通して投げかけます。あたり前とされてきた制度や 仕組み、ジェンダー、鹿児島の地域性を見つめ直す機会を、彼女たちの姿勢や熱量とともに〈展覧会〉として提示します。 タイトルの「生きるわたしが表すことは。」は、作家たちの表現を、同時代を生きる私たち自身がどう受け取り、感じたことを表すかという意味も重ねています。時代の大きな転換期をむかえ、どのような世界をつくり生きていくのかを探る機会になればと思います。

キュレーション担当 原田真紀


概要:生きる私が表すことは。鹿児島ゆかりの現代作家展

会 期 2021 年 10 月 16 日(土)-24 日(日)9:00-17:00(予定)8 日間 ※火曜休館

会 場 ⻑島美術館 鹿児島市武 3-42-18
観覧料 一般 500 円・学生無料(但し経済的事情により割引制度あり)

参加作家 大人倫菜(美術作家)、木浦奈津子(画家)、 佐々木文美(快快/舞台美術家)、 さめしまことえ(美術作家)、田原迫華(彫刻家)、平川渚(美術作家)

▶︎広報資料:生きる私が表すことは。鹿児島ゆかりの現代作家展

▶︎展覧会ウェブサイト https://ikiruwatashi.jimdosite.com/

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